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先輩社員紹介

藤原 理那

藤原 理那FUJIWARA RINA

所属:企画営業グループ

役職:グループマネージャー

社会人歴:11年(新卒入社)

「お客様を楽しませる会社」で仕事したいと、前知識なく飛び込んだ旅行業界

就職活動は「お客様を楽しませる会社」に行きたいと思い、レジャー全般の会社を選んでいました。旅行業界はポケットカルチャーだけで、飲食業会とかイベント業界などを受けていました。ポケットカルチャーに入社を決めた理由は、当時アクティブシニア向けの旅行商品が多く、高齢化社会になるにつれ、とても面白くなりそうだと感じたからです。

入社当時は30人くらいの会社でしたが、同期が9人もいたのでコールセンターと添乗の仕事に交互に取り組み、仕事を覚えていました。大ベテランの先輩からは、お客様の添乗の際に気をつけることを教わりました。例えば、歩くスピードや言葉遣いなど20代の私にとっては今まで気をつけたことのないことを、ひとつひとつ丁寧に教えていただきました。

添乗員デビューしたのはGWごろ。丁度、東京スカイツリー®や、お台場ダイバーシティー、渋谷ヒカリエなどがOPENの時で、都内の新名所をめぐるツアーでした。日頃遊んでいたお台場や渋谷に、スーツでいるのは不思議な感覚でした。また、浅草集合で水上バスを利用するツアーも人気があり、何度も添乗したのですが、完成した東京スカイツリーを毎日間近に見ることができる仕事につけるなんて、なんだかすごい事だなぁと感動したのを覚えています。

8年間のキャリアと、上司として気をつけている「相手に伝わる」ということ

藤原 理那

1年目の10月に企画部に配属。それから現在まで、企画職を続けています。グループマネージャーになった後は、自分で企画を作るというより、メンバーが立案した企画のチェックやアドバイス、売上管理、新規事業のルールづくりをしています。

上司として心がけていることは、話しやすい雰囲気を保つことです。入社した時、こんなこと質問していいのだろうかと、上司に話しかけるのを躊躇ったことがあるので、むしろこちらから声かけをするようにしています。感じるのは、伝え方がとても難しいということ。自分の中で気をつけていることや考えを、言葉にして相手に伝わるように整理することが大切なのですが、完璧にできているとは言い難いです(苦笑)。「あれ、意味が取り違えられちゃったな」と感じることも…。そのため、「今伝えたことはどういうことだと思う?」とメンバーの言葉で言い直して貰ったり、伝えたことを文字に残るようにメールをするなど工夫しています。

企画職で学んだ、「組み合わせ」の妙。いい企画は人を動かす!

立案された企画のチェックやアドバイスの時には、何といっても「お客様視点」で考えるようにしています。どういうお客様に向けた企画で、ツアーの全部の行程が想定しているお客様にあっているかという視点です。具体例で言えば、マニア向けで渋めの寺社巡りのツアーで、お昼にスイーツバイキングをつけるのは、客層が違うのではないかということ。自分で作っていると見えなくなることがあるので、客観的な視点を持ち、伝えるようにしています。

いや、ほんと、企画の組み合わせは、ものすんごく大事なんです。

実体験として、鮮明に覚えているのが、迎賓館赤坂離宮の企画です。迎賓館赤坂離宮は2016年から一般公開が始まったのですが、公開当初は大人気でした。ただ、1年くらいすると徐々に人気も下火になってきていて・・・そんな中、六本木でマリーアントワネット展を開催しているのを知りました。迎賓館赤坂離宮を、マリーアントワネットが暮らした宮殿の風景を日本でも味わえる場所と捉えれば、一見違うものでも、お客様層に通じるものがあるのではないかと考え、組み合わせて販売しました。 販売したのは、2月。通常2月はあまりお客様が動きづらい時期なのですが、驚くくらいご好評をいただき、過去の2月にないほどの記録的な人気の企画になりました。下火になっていた迎賓館プランや販売月に対する先入観があったのですが、組み合わせのいい企画が作れれば、人は動くんだと実感できたのは印象的でした。

自分の感性だけで企画を作り続けていると、持たなくなるというか、煮詰まることが多いので、市場にあるいろいろな情報を客観的にみながら、ヒントを集めて企画することで予約数につなげています。

テーマだけ先に決めたとしても、だんだん企画がありきたりになってしまうんです・・・そんな時、私の場合は定番すぎる企画になったとしても一度、集合から解散まで組んでみて、少し時間をおいて見返してみます。自分自身で客観的にみて、どういうコメントをするかを改めてチェックしてみるんです。そういう時に新しい視点が出てくる場合が多くて。他にも、公演のチケットの取引会社さんに全体の売り上げトレンドを聞くようにしていました。たとえ、ポケットカルチャーで販売状況がよかった・悪かったとしても、全体のトレンドとずれた場合に、修正できるよう客観的なデータを見ながら考えています。

仕事で嬉しくなったことで印象深かったのは、1度に5個くらいのツアーをお申込みになるお客様がいらして、その5つのツアー全てが、私の企画したものだった時です。お会いしたこともない方なのに、似た感性の持ち主であると予約からわかり、「この人は私のファンかな・・・」なんて思っちゃったりしました。また、添乗の際に、「ここ、ずっと行きたかったんです」と言っていただけると、いろいろ苦労もあるけど作ってよかったなーとやる気が出ます。企画を1人当たり月10~20本くらい販売しているので、そういったお声をいただけるチャンスは多いですね。とにかく予約が入ってくれることが、仕事の努力の成果だと思うので、予約数はかなり気にしています。

企画好きな仲間の多い職場で、今後やりたい「素晴らしい仕事」

今後は、30代とか40代の方々も喜んで頂ける企画を作ってみたいと思います。ツアー全部が赤ちゃんとお母さんだけの企画とか、きっと喜ばれるのではないかなぁと温めています。

会社の仲間とは、ビアガーデン行ったり、タコパをしたりしています。部署や役職がバラバラでもとても仲がいいです。仕事で企画をしているせいか、遊ぶ企画もたてちゃう人が多いですね(笑)

極端な話をすると、旅行はしなくても生きていけるんです。でもその嗜好性が分かれるゆとりの部分に全力で提案して企画にする。そうしたら、お客様の反応が予約数という形ですぐ見ることができる。反応がわかりやすいので、とても面白いです。チャレンジ精神のある方ややりがいを求める方にはとてもいい環境だと思います。私も29歳でグループ長になりました。頑張れば成果に繋がります。企画してから当日の運営や最後の精算業務まで一気通貫で関われるので、全体を見る能力やプロジェクトマネジメントの力もつくと思います。

こんなに話しておいて実は私、どちらかというとインドア派なんですよ。 そんな私にとっても、人の生活を豊かにするというか、役に立てるこの仕事は、本当に素晴らしい仕事だと思えます。

ぜひ素晴らしい仕事を一緒にしましょう!

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